留学先でも社会不適合者だって良いじゃない

留学先でも社会不適合者だって良いじゃない

社会不適合者が失敗から学んだ留学のポイント

留学したいと思ったら、まず最初にやるべきこと

留学人数は年々増えているのではないでしょうか。

現在留学をしてみたいと考えている人も多いかと思います。

今回は留学するにあたって、挫折を避けるために、私の失敗経験から

まず一番最初にやるべきだったと痛感したことについて紹介します。

留学をしてみたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

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なんで留学したいのか、その目的を明確にする

私を含め、周りの友達や知り合いを見ていても、留学に対して

漠然とした憧れや、楽しそうといった理由だけで渡航しまうと、

現実との大きなギャップに叩きのめされることが多々あります。

能動的に これやりたい!学びたい!と思う目的がなければ、

特に一人での留学は挫折してしまう確率が高かったです。

なんとか乗り切れたとしても、目的意識を持って留学しに来た人と比べると

格段に学びが少なくなってしまうんだということも分かりました。

始めはなかなか思い浮かばないかもしれませんが、

留学したい方は、まず「なぜ」留学する必要があるのかということを

よく考えて見つけてみることで、有意義な留学生活が送れるんだなぁと

後になって気付きました。

 

語学留学はあまりオススメしない

学校で用意されているプログラムなどは別として、

個人的な留学の場合、私はあまり語学留学をオススメしません。

留学の第一目的としては弱いのではないかなぁと思うからです。

なぜなら、日本でも語学学習は出来るし、海外に行く地点で

語学は必然的に学ぶことになるからです。

日本にいても語学教室を利用したり、

Skypeやネイティブと実際に話せるアプリだってあります。

 

私も語学留学を目的にカナダに来て挫折し、今考えると

貴重な留学期間の大部分を日本でもできる語学学習に当てるのは、

お金も時間も体力ももったいなかったなと思います。

日本で自分ができる限りの語学力を身につけてから留学することで

足りない語学力は留学中勝手に磨くことになりながら、

目的達成のために学びの時間を最大限利用することが出来ます。

「外国語を使って何がしたいのか?何のために外国語を学ぶのか?」

を考えると、語学留学以外の目的が考えやすいかもしれません。

博士号で言語学を追求するような人以外、語学とは、

自己表現のツールであり、それをゴールにしてしまうと先が真っ暗でした…。

 

特に内気な方にはこう考えてほしい

留学先で印象を良くして、友達を作るのって内気な人にとって

恐ろしくハードルが高かったりするのです。

でも現地の友達のサポートは非常に有難く、心強いものです。

内気でも友達を作り、留学をスムーズにスタートさせるためには

やはり目的をしっかり持つことが大事だなと思うんです。

 

目的を見つけるために、逆に考えてみると良いかもしれません。

例えば日本に居る留学生でも、ただ単に日本語を勉強しに来たという人よりも、

日本のアニメや文化、伝統が好きだから勉強しに来たという人の方が

学びが広がることは想像できるし、人間的にも面白くて、

趣味が合えば友達になりたいし、情報があれば教えてあげたいと思いませんか?

国が変わっても同じだと思うんです。

その国の常識や流行を知らなくても、楽しく雑談する言語能力がなくても、

自分で考えた留学目的なら何とか伝えられますよね。

内気でも良い、留学の目的から自分に個性があることを分かってもらうことで

会話になるし、そこから友達も出来やすくなって、

留学の充実度もアップさせられます。

 

私は最初、英語を少しだけ勉強して特に目的意識もないまま

カナダの高校へ留学しました。

そして初っ端から語学につまづき、英語力が低いため取れる授業の選択肢も無く、

内気で友達も出来ませんでした。

今思えば、日本でもっと英語力を伸ばして目的を持ち、何とか周りの人と

コミュニケーションを取れる状態で来ればスタートもスムーズで

もう少し学校生活も楽しめたんだと思います。

 

まとめ

当たり前のことだったかもしれませんが、私はこの目的意識の段階で

第一の失敗をしてしまいました。

留学中、私が優秀だなと尊敬した人は皆目的意識をしっかり持っていたので、

留学期間は短期でも長期でも、立派に成果を出していました。

あまり明確な目的無く留学してしまうのは、大きな痛手だったと感じますが、

逆に言えば、ある程度明確な目的があっての留学となると、

有意義な留学生活が送れるんだなと感じます。

 

目的を持つことで、少しでも皆さんが楽しい留学生活を送れますように!

 

自己紹介

はじめての記事ということで、不器用なりにですが、

自己紹介をしてみようかなと思います。

 

 

私について

小さい頃から、きよちゃんと呼ばれてきました。

厳しい両親に育てられた、真面目で、我慢強くて、内気な、

典型的な日本人の現在25才。

 

でも本当の自分を社会に抑圧されているような気がして、

ずっと日本は自分の居場所ではないと感じていました。

不登校になりたい気持ちを抑え、日本を出れば楽しい世界が待っていると信じ、

高校1年生の9月から家族でカナダ留学を始めました。

しかし留学2年目に「あれっ?私ってここでも社会不適合者なんじゃ…」

と感じ、現地校でも不登校に。病院では、うつ病と診断され、

ボランティア活動までクビになりました。

 

数年経って、カナダの夜間学校や社会人学校に通いながら過ごしていくうちに、

今さらながら社会の多様性に気付きました。

今まで日本でもカナダでも自分の意思に反して頑張りすぎていたので

全然周りを見る余裕なんてなかったんです。

  

社会に抑圧されているのって、自分の人生じゃない!

だけど出る杭は打たれる日本で、ビビリな私は自由な人間になれない…。

カナダという社会に対して心を開いていくうちに、自分の心も開けてきて

ここでなら周りから見て社会不適合者でも良いじゃないと思うようになりました。

別に犯罪に手を染めている訳でもありません。

心の重荷が取れて、自分の人生でやりたいことが生まれて初めて見えてきて、

それに沿って私の思うように生きていこうと決意しました。

 

このブログでお伝えしていきたいこと 

私は日本で不登校願望があり、留学先でも不登校、引きこもりになりました。

うつ病になり、ボランティアもクビになりました。

結局は自分が変わる必要がある、でも日本の社会の中で変わりにくいのなら

社会を変えれば、自分も変わりやすくなるんだと長い期間を経て気づきました。

  

今、留学を考えている方、迷っている方!

ビビリで不器用な私が自らの失敗も踏まえて、留学期間を最大限、

思い通りに進めるためのアドバイスを、

出来るだけ分かり易いことに努めながら書いていきます。

私はイケイケゴーゴーじゃないけど、海外生活で挫折を経験した分、

後になって、ここは留学成功させるためのポイントだったなと分かったことや、

色々な場面での安全策や奥の手も学びました。

私の失敗談が少しでも何かのヒントになったらと思います。

 

留学生活は必死に生きる中で、ふと振り返ると

人生や人間までも変えてくれる機会なんだと実感しています。

脱落続きだった私もいつの間にか、カナダの永住権を持ち、

今までになかった心の落ち着きを得て、

素直に楽しいなと思える毎日を過ごしております。

みなさんに充実した留学生活を送ってもらい、人生を楽しんでもらうために、

留学を通して、人生を好転させるお手伝いができたら嬉しいです!

 

下手くそな文章ですが、どうぞよろしくお願い致します。

 

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